お米の食感を決める「アミロース」と「アミノペクチン」
- 2022.02.18
日本には、大きく分けて2つの種類のお米があります。それはうるち米ともち米です。日頃食べているごはんはうるち米、お餅やおこわを作るのに使われているのがもち米です。
炊く前のうるち米は半透明ですが、もち米は不透明な白色をしています。これはそれぞれのお米に含まれる「アミロース」と「アミノペクチン」というでんぷんの成分に理由があります。
アミロースはパラパラとした食感を、アミノペクチンは粘り気のある食感を生み出します。うるち米にはアミロースとアミノペクチンがおよそ2:8の割合で含まれています。一方もち米にはアミロースが含まれておらず、アミノペクチンが10割です。
アミロースやアミノペクチンの量が変わることで、同じうるち米でも食感に差が出てきます。これが銘柄や産地によるお米の味の違いに繋がります。美味しいお米を生み出すため、農家では絶えず研究と生産を繰り返しています。
長野県の農業生産法人『岳農(がくのう)』では、信州木島平の美味しいコシヒカリを皆さまにお届けしています。何度も金賞受賞した特別なコシヒカリは一粒一粒がしっかりしているのが特徴で、噛めば噛むほど美味しさが際立ちます。
甘さと食感が魅力の木島平産コシヒカリは白米の他に玄米もご用意していますので、お好みに合わせてお取り寄せください。皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしています。